喪服や礼服はたまにしか着ることないし、着たとしても短時間だったりすることも…。
そんな時クリーニングは必要なのか? 料金相場は?
また、急な不幸の知らせがあり喪服を出してみると、汚れていたりシワがあるなど急いでクリーニングに出さないといけない時、どのくらいの期間がかかるのか気になりますよね。
そこで今回は喪服や礼服のクリーニング料金の相場はどのくらいなのか、出し方や期間について紹介していきたいと思います。
目次
喪服や礼服のクリーニング料金相場は?出し方や期間は?

喪服や礼服は着る機会は少ないですが、いざ着るとなった時は綺麗な礼服で出席するのが礼儀ですよね。
一度着ただけでも汗や皮脂で汚れていたり、お線香やたばこの匂いがついています。
そこで今回は喪服や礼服のクリーニング事情について調べてみました。
喪服や礼服のクリーニング料金相場は?
礼服の料金相場は1着1500円~2500円程です。
礼服は通常のビジネススーツよりも高いです。
礼服は深い黒や形をキープするため丁寧に仕上げられるのと、クローゼットで長期間保管されることが多いので、撥水加工や防虫加工、折目加工が基本コースに入っているなどが理由です。

価格が低い場合も、撥水加工や防虫加工は入っているか確認してみて、入っていないようなら追加しておくことをおすすめします。
喪服や礼服のクリーニングの出し方
- ポケットの中身は出しておきましょう。
丸まったレシートやボールペンなど入っていませんか?クリーニング店でもポケットの中は確認されますが見落としてしまう事もあるので、もう一度確認してみてください。
- 汚れやシミは把握しておきましょう。
受付時に一言伝えておくと、見落とすことなく仕上げてもらえますよ。シミ抜きは別料金になることもあるので確認してみてくださいね。
- ほつれやボタンがしっかり付いているかチェックしましょう。
補修が必要な場合は自分で直すか、クリーニング店でもやってもらえるところもあるので問い合わせてみてください。
喪服や礼服のクリーニング期間は?
私は以前、今日中に喪服を用意しないといけない…という時に、クリーニング屋さんへ開店直後に持っていき昼過ぎまでに仕上げてもらったことがあります!私が持って行ったのは個人経営で受付の裏で作業しているようなお店でした。
礼服のクリーニングが出来上がるまで即日~3日程度です。

クリーニングに出す頻度は?

基本的に短時間でも1度使用したらクリーニングに出すようにしましょう。
しかしお通夜、お葬式、49日など立て続けに礼服を使用する際は毎回出していたらお金もかかってしまうので、落ち着いてからクリーニングに出すと良いと思います。
汚れがある場合は固く絞ったタオルでトントンと叩いて取り除いてから、必ずハンガーにかけておきましょう。
礼服は自宅で洗濯できるの?
結論から言うとケアラベルに以下のマークが1つでも記載されている場合は自宅で洗濯はできません。
洗濯処理不可
アイロン使用不可
上記のマークの記載があった場合はクリーニングに出しましょう。
礼服を自宅で洗濯する方法
洗濯処理とアイロンの使用ができることをしっかり確認できたら洗濯していきましょう!
①礼服を1着づつ洗濯ネットに軽く畳んで入れます。この時ボタンやパンツのファスナーは閉めてください。
②洗剤は中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を使用します。
③普段より優しく洗えるモードに設定して洗濯開始します。
④乾燥させる時は風通しの良い日の当たらない所に干しましょう。ハンガーに掛け、型崩れしないようにしっかり整えて優しくシワを伸ばしてください。
⑤アイロンがけはケアラベルに温度の指示があるのでそれに従いましょう。しかし直接アイロンをかけてしまうと、テカリがでてしまうので当て布の上からアイロンをかけるようにしてください。
正しい保管方法
クリーニングが終わったら付いているビニールカバーは外して不織布などでできた通気性の良い衣類カバーに付け替えておきましょう。
ビニールを付けたままクローゼットなどにしまいがちですが、付けたままにしているとカビが生えたり変色の原因になるので注意しましょう。
まとめ
それでは最後に今回の重要ポイントを確認していきます。
- 礼服のクリーニング料金は高めなのは、基本コースに防虫加工や折目加工などが入っていたり丁寧に作業するため。
- クリーニングに出す時はポケットの中身は出して、汚れやシミの確認、ほつれやボタンが取れたりしないかチェックしておく。
- 1度使用したらクリーニングに出す。
- クリーニングのビニールカバーは外す。
上記で紹介したポイントを抑え、綺麗な礼服を着用し式に出席しましょう。