ダウンジャケットのお手入れの仕方が分からず、買ってから数年お手入れを怠っていませんか?
実はワンシーズン着ただけでもかなり汚れています。
襟、袖のように肌に直接当たる部分は目で見ても分かるほどです。
さらに、皮脂や汗などの汚れが原因でダウンの膨らみが弱くなってしまいます。これでは保温効果も下がってしまいますし見た目も良くないですよね。
そこで今回はダウンジャケットのクリーニング料金の相場と家庭での洗濯について紹介していきます。
ダウンジャケットのクリーニング料金の相場は?
ではダウンジャケットをクリーニングにお願いすると料金はどのくらいになるのでしょうか。
お店によりますが、だいたい2000円~3000円といったところです。
ファーが付いている場合はプラス料金がかかるので取り外し可能なら取っておくことをおすすめします。
大きな刺繍があるものもプラス料金になることもあるので、心配な方は一度問い合わせてみてください。
もっと安く済ませたいという方は衣替えの季節を狙うとセールしているところも多くあるのでチェックしてみてください。

家庭でも洗濯できる!
実はダウンジャケットを家庭で洗濯することはできるんです!
しかし、洗濯処理できない物もあるので必ずケアラベルを確認しましょう。
洗濯機使用可 (30は水の温度を表しています)
手洗い可
家庭での洗濯不可
家庭での洗濯不可のマークがある場合はクリーニングに持っていきましょう。
洗濯機使用可のマークがあっても手洗いの方が失敗が少ないので手洗いがおすすめです。
手洗いの方法

ダウンを洗濯するときは必ず中性洗剤を使用してください。
① 特に汚れが目立つ部分を確認し、水を含ませたスポンジに中性洗剤を付け優しくこすります。
② 汚れが取れたらシャワーで流します。
次に全体を洗っていきます。
③ ダウンが入る大きさの洗濯桶にぬるま湯と適量の中性洗剤を入れます。水の量はダウンがひたひたになるくらい貯めてください。
④ ファスナーを閉め、綺麗に折りたたんだダウンをゆっくりと押し込んで手を離して浮かばせる、これを3~4回繰り返してください。

すすぎ
⑤ 綺麗な水に換えて水が濁らなくなり、泡がでなくなるまで繰り返します。
脱水
⑥ 脱水は洗濯機で行った方が早く簡単に乾かすことができます。ネットに畳んだダウンを入れ洗濯機で脱水を1分します。一旦取り出し、羽毛が片寄ったりしないように軽くほぐしてもう一度回します。1分を3回繰り返したら脱水は完了です。

バスタオルで脱水する方法もあります。バスタオル2枚を使ってダウンをサンドするようにし、上から押さえて脱水していきます。バスタオルが濡れてきたら新しいタオルに交換ししっかりと脱水しましょう。

⑦ 干すときはファスナーを全開にし羽毛をほぐしてから風通しの良い日陰に干します。乾かしている間もたまに、ほぐしてあげるとふんわりした仕上がりになります。完全に乾かさないと匂いの原因になるので注意してくださいね。
干すときも収納するときも肩が厚めのハンガーを使用することで型崩れを防ぐことができます。
洗濯機を使った方法

① ダウンのファスナーを閉め、折りたたんで洗濯ネットに入れます。
② おしゃれ着用中性洗剤の場合は気持ち程度の柔軟剤を入れ、ダウン専用洗剤の場合は必要ありません。
③ 【柔らか】【ドライ】【ソフト】など普段よりも優しく洗えるモードに設定してください。
脱水からは手洗いと一緒で、1分ごとに取り出しほぐすを3回繰り返します。
クリーニングや洗濯が終わって綺麗な状態になったらダウン用の防水スプレーを吹いておくと汚れがつきにくくなるのでおすすめです。
まとめ
それではいくつかのポイントをおさらいしていきましょう。
- ケアラベルを見てクリーニングにお願いするか、家庭で洗濯ができるかを確認する。
- お気に入りのダウンジャケットなど失敗したくない場合はクリーニングへ。
- 家庭で洗濯する場合は中性洗剤またはダウン専用洗剤を使用する。
- ハンガーは肩が厚めのものを使用する。
今回紹介したお手入れ方法を参考に新品のようなダウンジャケットを目指しましょう!